【公開セミナーのお知らせ】
「合理的配慮」の時代がやってくる
―「やさしい」職場から「公平な」職場へ―
2006年に国連で採択された障害者の権利条約では、障害者の権利を
実質的に保障するための手段として「合理的配慮」の提供義務が規
定されました。それを受けて、現在政府では条約締結に向けた国内
法の整備の一環として、障害差別禁止法の制定が検討されており、
近い将来、公的機関や民間企業、学校等において「合理的配慮」を
提供しないことは、差別として禁止されることになります。
では、そもそもこの「合理的配慮」とは何なのでしょうか。また、
それによって障害者の働く環境はどのように変わるのでしょうか。
そして、それを得るためにはどのようなことが必要になるのでしょ
うか。
本セミナーでは、「合理的配慮」の時代を迎えるに当たって、私た
ちが知っておかなければならないことは何か、準備しておかなけれ
ばならないことは何かを考えていきます。誰もが力を発揮できる公
正な職場を実現するために、障害当事者と企業、政府を巻き込んで
これから始まる新しい社会的な取り組みの中身について、共に考え
ていきましょう。
● 主催:東京大学先端科学技術研究センター
● 日時:2011年10月22日(土) 午前10時~11時30分
● 会場:東京大学 安田講堂(東京都文京区本郷7-3-1)
本郷キャンパスへのアクセス
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html
安田講堂
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_01_j.html
● 参加費無料,予約不要
セミナートピック:
(1)働く権利としての合理的配慮
(2)事例を通じて合理的配慮を考える
(3)コンプライアンスとしての合理的配慮
(4)東大発・合理的配慮研修プログラム
話題提供者:
・星加良司,飯野由里子,近藤武夫(東京大学)