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担当講義
学部:基礎ゼミナール、社会学A,B、社会学演習、社会学特殊講義、保健医療社会学
大学院:社会問題研究Ⅰ、社会問題研究Ⅱ
最終学歴と学位
東京大学大学院医学系研究科保健社会学教室 博士課程修了
博士(保健学)
研究内容
● 介護に関わる問題、家族支援
● 死、終末期ケア
● 災害と障碍児者
著書
中川 薫:ケアの負担感はどんなときに増加するのか?,福祉社会学会(編),『福祉社会学ハンドブック―現代を読み解く98の論点―』,210-211,中央法規,2013.
中川 薫:「修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ」を用いた「障害児の母親の意識変容プロセス」の研究,木下康仁(編),『分野別実践編 グラウンデッド・セオリー・アプローチ』,240-261,弘文堂,2005.
中川 薫:医療に対する患者の態度の変化,北川隆吉他(編),『現代看護キーワード事典』,34-36,桐書房,2005.
中川 薫:臨床心理士とサービス利用者の認識のズレ,山本和郎(編),『臨床心理学的地域援助の展開―コミュニティ心理学の実践と今日的課題―』,232-243,培風館,2001.
中川 薫:保健・医療・福祉における家族,山崎喜比古(編),『健康と医療の社会学』,157-167,東京大学出版会,2001.
中川 薫:エイジング社会と健康,山崎喜比古・朝倉隆司(編),『生き方としての健康科学』,98-102,有信堂,1999.
中川 薫:保健・医療・福祉のマンパワー,山崎喜比古・朝倉隆司(編),『生き方としての健康科学』,162-166,有信堂,1999.
中川 薫:クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の意味するもの―がん患者を対象にしたQOL指標を手がかりにして―,園田恭一・川田智恵子(編),『健康観の転換―新しい健康理論の転換―』,105-118,東京大学出版会,1995.
中川 薫:臨床心理職の地位と役割,園田恭一・川田智恵子・吉田亨(編),『保健社会学Ⅱ 健康教育・保健行動』,224―235,有信堂,1993.
中川 薫:高齢者,東京大学医学部保健社会学教室(編),『保健・医療・看護調査ハンドブック』,101,東京大学出版会,1992.
学術論文
Kaoru Nakagawa & Michiyo Yamamoto: A study on factors related to earthquake preparedness by family of non-institutionalized individuals with severe motor and intellectual disabilities, Japanese Journal of Social Welfare, 55(5), 1-12, 2015.
山本美智代・中川 薫・米山 明・石上ゆか・加藤久美子・大久保嘉子:首都圏に住む発達障害児の母親の東日本大震災での体験,小児保健研究,73(1), 52-58, 2014.
石井由香理・中川 薫:自分を犠牲にしないケア―重症心身障害児の母親の語りからみるケア意識―,保健医療社会学論集,24(1),11-20,2013.
山本美智代・中川 薫・石上ゆか・米山 明・加藤久美子・伊藤真理子:災害の中を生きる困難と生活不安―首都圏に住む重度障碍児者の東日本大震災での経験の特徴―,小児保健研究,72(2),298-304,2013.
中川 薫・根津 敦夫・宍倉 啓子:在宅重症心身障害児の母親が直面する生活困難の構造と関連要因, 社会福祉学,50(2),18-31,2009.
Nakagawa, K., Nezu, A., & Shishikura, K.: Perceptions of the caregiving role among mothers of children with severe motor and intellectual disabilities and its impact on the mothers’ well-being, Japanese Journal of Social Services, 5,133-146,2009.
中川 薫・根津敦夫・宍倉啓子:在宅重症心身障害児の母親のケア役割に関する認識とwell-beingへの影響,社会福祉学,48(2),30-42,2007.
Parsons, S.K., Saiki-Craighill, S., Mayer, D.K, Sullivan, A.M., Jerrus, S., Terrin, N., Tighiouart, H., Nakagawa, K., Iwata, Y., Hara, J., Block, S. :Telling children and adolescents about their cancer diagnosis: cross-cultural comparisons between pediatric oncologists in the US and Japan. Psycho-onchology,16(1), 60-68, 2007.
Mayer, D.K, Parsons, S.K., Terrin, N., Tighiouart, H., Jerrus, S., Nakagawa, K., Iwata, Y., Hara, J., Saiki-Craighill, S.:School re-entry after a cancer diagnosis: Physician attitudes about truth telling and information sharing. Child: Care, Health and Development 31,355-363, 2005.
戈木クレイグヒル滋子,中川 薫,岩田洋子,原純一,Mayer D.K., Terrin N. C.,Tighiouart, H., Jeruss S., Parsons S.K.:小児がん専門医の子どもへのtruth-tellingに関する意識と実態:病名告知の状況,小児がん,42(1),29-35,2005.
中川 薫:「子と自分のバランスをとる」―重症心身障害児の母親の意識変容の契機とメカニズム―,保健医療社会学論集,15(2),94-103,2005.
野村みどり・中川 薫・山本美智代:病院における子ども支援プログラムに関する研究―小児科医長を対象とする全国実態調査―,臨床看護,へるす出版,29(14),2265-2272,2003.
中川 薫:重症心身障害児の母親の「母親意識」の形成と変容のプロセスに関する研究―社会的相互作用に着目して―,保健医療社会学論集,14(1),1-12,2003.
中川 薫:障害児をもつ家族に関する研究の現状と課題―ストレス理論からみた文献的検討―,日本保健医療行動科学会年報,18,156-172,2003.
中川 薫:医師と患者のコミュニケーションに関する研究の動向と課題―医師の「情緒的行動」に関する文献的検討―,日本保健医療行動科学学会年報,16,30-46,2001.
中川 薫:患者アウトカム指標との関連からみた医師患者間のコミュニケーションに関する文献学的検討,保健医療社会学論集,12,21-35,2001.
中川 薫:医師と患者のコミュニケーションに関する文献学的検討―「情報のやりとり」という側面について―,日本保健医療行動科学学会年報,15,236-251,2000.
中川 薫:医療機関に勤務する臨床心理職の現状に関する統計的検討―職務遂行上の困難とやりがい、問題の改善策、医療の中での役割に対する認識―,心理臨床学研究,2(2),173-179,1994.
中川 薫:医療機関に勤務する臨床心理職の職務満足度に関する研究,心理学研究,64(1),25-34,1993.
中川 薫:保健医療におけるクオリティ・オブ・ライフ指標およびその視点に関する考察, 保健医療社会学論集,2,56-67,1991.
成果報告書
中川 薫:「ケアラー」は何故追いつめられるのか―ケア行為の本質に関する探索的研究―,平成17年度~平成20年度 科学研究費補助金基盤研究(C)研究成果報告書,2009.
(研究代表者)
中川 薫:平成13年度~平成16年度 科学研究費補助金基盤研究(C)(2)研究成果報告書,「障害児の母親」の意識の形成と変容のプロセスに関する研究―「母親」役割が強化された事例としての検討―,2005.(研究代表者)
中川 薫:「家族ケアラー」はなぜ追い詰められるか―「家族ケアラー」にとっての「家族ケア(介護、育児)」の意味づけに関する探索的研究―,安田生命社会事業団研究助成論文集, 37,130-136, 2002.(研究代表者)
中川 薫:病院における子ども支援プログラムに関する研究,平成11年度厚生科学研究費補助金(子ども家庭総合研究事業)(総合)研究報告書,444-464,2000.(研究分担者)
中川 薫:医療的ケアを必要とする在宅重症心身障害児とその家族に関わる保健・医療・福祉サービスの評価に関する研究,平成8年度厚生省心身障害研究報告書「保健・医療・福祉にかかわる情報と社会資源の有効活用に関する研究」,195-199,1997.(研究分担者)
中川 薫・吉田 亨・川田智恵子:障害児とその家族の療養生活と支援ネットワーク―公的福祉サービスならびに地域活動との関連から―,都市における母子および高齢者の健康確保と地域の内発的問題解決能力に関する研究,平成5年度文部省科学研究費補助金(一般研究B)研究成果報告書,21-32,1994.(研究分担者)
翻訳
Scott, P.M.(著),中川 薫(訳):ソーシャルサポート,中川米造・宗像恒次(編),応用心理学講座13巻『医療・健康心理学』,200-231,福村出版,1999.
Beauchamp, T.L. & McCllough, L.B.(著),中川 薫(訳):医療における倫理的責任に関する2つのモデル,29-66;医療情報の管理,67-100,宗像恒次・山崎久美子(監訳),『医療倫理学』,医歯薬出版,1992.